足立区の「あさくら画廊」って何?|建物丸ごとアート、怪しげなピンクの館を徹底取材
メディアで取り上げられたことのある足立区のアートギャラリー「あさくら画廊」。 ピンク一色という怪しげな外観から、入ってみたいけど少し怖い、本当にやっているのか不安と思っている人も多いでしょう。 本記事では、実際にあさくら画廊を訪れた筆者が、おすすめのポイントやチャーミングな店主の人柄をご紹介します。 この記事を読めば、あさくら画廊の魅力が分かり、怪しげな扉を開ける勇気が湧いてくるはず! アートに興味がある人もない人も、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
あさくら画廊とは?|ただのアートギャラリーではない!画廊店主が居住している魅惑の世界
足立区の住宅地にある「あさくら画廊」は、店主の辻修平さんの作品が展示されているアートギャラリーです。
その外観はピンク一色。周辺の閑静な住宅街の中では異様な雰囲気です。あさくら画廊について詳しく解説していきます。
基本情報|土日も開いてる!開館は18時まで。
■場所:東京都足立区西保木間2ー6ー22(竹ノ塚駅東口より徒歩約15分)
■開館日時:9時~18時(水曜日休館)
■観覧料:大人1,000円、小中高生600円、年間パスポート3,000円
■店主:辻修平さん
あさくら画廊とはどんな画廊なの?|ピンクの家が作りたかった!独学のアートで始めた念願のギャラリー
あさくら画廊はアートギャラリーですが、店主の辻さんが実際に暮らしている住居でもあります。トイレやお風呂、キッチンスペースまで全てピンク色の作品で埋め尽くされており、ギャラリー内の物は全て辻さんの作品です。
なんと家丸ごとアート作品として購入可能で、価格は1億2,000万!
似顔絵は1枚3,000円で書いてくれます。レンタルスペースとしても利用可能で、料金は1時間15,000円です。
最初は閉店した母方の祖母のお豆腐屋さんでギャラリーを開いていたそうですが、絵でいっぱいになったため、丁度空き家になった父方の祖母の家を改装して現在のあさくら画廊が出来ました。ずっとピンクの家を作りたいと思っていたそうで、辻さんの夢のギャラリーです。
あさくら画廊の店主について|普通のサラリーマン家庭で育った!ギャラリーで会える店主の魅力をご紹介
独特な世界観のギャラリーを作った店主の辻さんは、意外にも普通のサラリーマン家庭で育ったそうです。ギャラリーには辻さんがいて、作品に関する質問などに答えてくれます。辻さんの運命的なピンク色との出会いは、通っていた画材屋さんだったそうです。シャイな様子の辻さんですが、話すと穏やかでとってもチャーミングな印象でした。
【あさくら画廊の印象】入ってすぐに広がるアートな世界|あさくら画廊の見どころをたっぷりご紹介
「こんにちは~」勇気を振り絞ってピンクの扉を開けると、目の前にピンク色の世界が広がります。2階から店主の辻さんが顔を出し、入館料の1,000円を支払いました。取材日は土曜日の午後3時頃でしたが、お客さんはおらず貸し切り状態でじっくりと観覧。
雨の影響かその日は3人目ということでした。実際に取材した「あさくら画廊」のおすすめポイントを解説していきます。
作品は毎日制作|これぞあさくら画廊!どこを切り取っても写真映えするピンクの世界
毎日描いているという辻さんの作品は、ほとんどが可愛い”あさくらピンク”。作品をよく見ると、お菓子の袋や雑誌、ゴミ捨て場から拾ってきたボロボロのぬいぐるみなどが、あさくらピンクに生まれ変わっていました。
特にこれが一番!というものはないそうで、ギャラリーの中にある作品全てが辻さんのおすすめです。
【取材日に描いていた作品】
本当にここで生活しているの?!住宅とは思えないほど家中に埋め尽くされた作品の数々
構造はたしかに普通の住宅ですが、天井から床までぎっしり辻さんの作品で埋め尽くされており、住宅としての原形はまるでありません!「ここで暮らしているというのは、本当ですか?」という質問に、「そうですよ~」とけろっとした様子で答えてくれました。
生活感のあるものは営業時間中は隠しているそうで、トイレやお風呂は普通に使っているそうです。”生活している空間”だと思うと、作品が一段と面白く思えますよ。
【底抜けの階段】誕生秘話と注意点|靴とパンツスタイルがおすすめ!
2階へ案内され、ゆっくりと階段を上がると、なんと最後の一段がありません!心許ない後付けの小さなステップがありますが、怖かった私は1段飛ばしてグイっと上りました。
「これは作品としてわざと取ったのですか?それとも壊れてしまったのですか?」思わず質問しました。
もともと階段と反対方向へ滑り台を作って取り付けていましたが、作品が増えてしまい置き場所を確保するために滑り台を撤去したため、底抜け状態になったそうです。
1階や2階、階段の途中にも足の踏み場を探すのが大変なほど作品に溢れており、建物の中はかなり狭いため、あさくら画廊を訪れる際には歩きやすい靴と動きやすい服をおすすめします。
まとめ
今回は足立区にあるアートギャラリー「あさくら画廊」をご紹介しました。派手な外観とは裏腹に、店主の辻さんは穏やかで大人しい印象。ときより照れたように笑うと、とてもチャーミングで不思議とピンクが似合います。可愛いピンク色とは対照的な毒を感じさせるアートの数々は、人を惹きつける何かがあると思います。
居住空間とは思えないごちゃごちゃ感と、日常で見るものが全てピンク色に変わっていること、ごちゃごちゃの中にも秩序のようなものを感じました。普通の住宅地にあるこの不思議な空間に混乱し、また行きたくなる人も多いのではないでしょうか。
不思議な体験をしたい方は、ぜひ訪れてみてください。
