【西新井駅】57年の歴史に幕。ホームの聖地「西新井らーめん」が3月31日に閉店へ
西新井駅を利用するすべての人の記憶にある、あの醤油ラーメンの香り。 東武スカイツリーラインの下りホームで半世紀以上にわたり愛されてきた「西新井らーめん」が、2026年3月31日(火)をもって閉店することがわかりました。 足立区民の“ソウルフード”ともいえる名店の終幕に、SNSや地元では悲しみの声が広がっています。
目次
■ 1969年創業、ホームに漂う「昭和の記憶」
1969年の創業以来、57年。 階段を上がると目の前に現れるカウンター、湯気の向こう側で手際よく作られる一杯。電車の音を聞きながら、乗り換えの合間にサッとすするあの体験は、まさに西新井駅ならではの風景でした。
都内でも「駅ホーム上にあるラーメン専門店」は今や数えるほどしかなく、鉄道ファンやラーメン通の間でも“聖地”として知られる存在でした。
■ なぜ今、閉店なのか?
背景には、鉄道業界全体のトレンドである「ホームドアの設置」や、駅ホームの簡素化があるといわれています。 かつては当たり前だった「ホームでの飲食」という文化が、時代の変化とともに姿を消そうとしています。当たり前にそこにあった風景が失われる瞬間に、改めてその存在の大きさを感じずにはいられません。
■ 寄せられる惜別の声
閉店の知らせを受け、店には連日多くのファンが駆けつけています。
「中学・高校時代、部活帰りに食べていた思い出の味。寂しすぎる」
「わざわざこれを食べるために西新井で途中下車していたのに……」
「あの独特の雰囲気がなくなるのは、足立区の宝を失うような気分」
地元の人々にとって、ここは単なる飲食店ではなく、日常の一部でした。
■ 店舗情報
店名: 西新井らーめん
場所: 東武スカイツリーライン 西新井駅 下りホーム(3・4番線)
閉店日: 2026年3月31日(火)
あのワンタンメン、あのチャーシュー。最後の一杯を味わえるのはあとわずかです。 3月末までの期間、混雑が予想されますが、57年間の「ありがとう」を伝えに足を運んでみてはいかがでしょうか。